第3話 誰に、なにを、どう発信する?
「何でも良いので頭を柔らかくして、自由に考えてみて」
との指令を受け、この日はお昼の時間を使ってランチミーティング。
(ランチミーティングなんて、なんだかOLっぽい♡)
前回の課題(現状の分析)は中々煮詰まる場面が多かったものの、やはり女子。こういう話は非常に盛り上がります(笑)
依「これまでの講座の受講生では、圧倒的に50代女性が多かったね、二位が40代女性。その次が30代。」
八「なるほど。鎌倉に来る人って関東近郊?」
依「一位はダントツで神奈川!大体7割近く。二位が東京、2割くらいかな。三位が千葉、埼玉。」
高「やっぱり来やすさ?かな」
一同「なるほど!」(一同納得)
依「ちなみに自分たち30代だったら鎌倉で何をしたい?」
渡「鎌倉ならではの職業体験とかは?」
依「あ~それ欲しかった!」
渡「やだ~肉離れ続出しそう~(笑)」
私たちが出したものは、せっかく鎌倉に来たんだから外で何かしたい!という意見。
依「そしたら、ちょっとこれまでの講座を振り返ってみようか。女性から人気があったのは、やっぱりものづくり系だよねぇ。最近だと、ドライフラワーリース作り、宝石せっけん作り・・」
中央:講師の永瀬先生
中央奥:講師の松本先生
渡「この講座は人気あったよね」
高「鎌倉でものづくりってなんか魅力的に感じるよね。自然が多いから、創作意欲が湧くのかも?!なんか時間の流れがゆっくりしているから、ものづくりに集中できるかもね。」
渡「あとはツアー、スキルアップ系だと明徳さん主催の写真ツアーだったり、こうちゃんガイドのスイーツツアー」
左手前:写真ツアーの明徳先生
スイーツツアーガイドのこうちゃん先生
八「このふたつは、リピーターさんも多い!」
そんなこんなで意見が飛び交った中、これまでに来ていたお客様や傾向を少し振り返りながら、それに対しての今後の開拓、可能性を一先ずまとめてみました。
アイデアはもちろんですが、このアイデアに至るまでの経緯がそれぞれのスタッフの性格が出ていて中々面白いんですよ。
たとえば・・・
フリーペーパーやネットの読み物・コラムが好きな依田は、そこからヒントを得てきたり、
湘南の地にあこがれ都内から移住してきた高野は、「暮らし」目線のアイデアが多かったり、
イベント好きな八島は、自分自身が参加したり行きたいイベントからヒントを得てきたりetc
それぞれのスタッフが生きてきた背景や性格がチラリと垣間見えた瞬間でした。
↑ 余談ですが、これ、実際にそれぞれのスタッフが色んなとこから収集していたDMやフリーペーパー。今回の会議を通じて気付いたのですが、私たちみんな、こういうものをつい収集してしまう癖があるようです(笑)
さて、ここまでのミッションでわかったことは、
関東圏からアクセスもいい鎌倉では、いつもやれないことを、やりたい!しかもそれが実際にできる!
ということ。
これがどう今後につながっていくのか、まだ私たちにも分かりません。
でも、ここで出た意見がこれからのかま学がやろうとしていることに、きっと何かしらのヒントになるはず。
そして、今日の会議で色々と答えを探っていく中新たな疑問が浮上。
「もっと広い視野で見たときに、鎌倉って、どんな人たちが来ていて、具体的に何を求めて来ているんだろう?」
これが、今日の宿題に。さあ、今までとは少しちがった切り口の宿題。第4話へつづく・・・