第1話 かま学、再編集みたいな会議 はじめます
5月某日。
今月の講座も終わり、のんびり空気のただよった職員室。
珈琲でひと息ついているとき、それは突然のことだった。
若手メンバーの招集。のんびり空気が一転、当惑気味の私たちに一言、
「”かま学かえるプロジェクトチーム”を結成する」
この日から私たちのワクワクと苦難の日々が始まったのです。
「そろそろ、今までのやり方を見直さなきゃいけない時期かもなぁ」
「10月からスタートした講座開催も、5月で6回目ですね」
回を重ねるごとに少しずつノウハウもたまってきた。けど、回を重ねて少し慣れも出てきていた。
「集客や講座の企画etc 漠然と、このままじゃまずいなぁ。そんな気がする・・」
こんな言葉が頭に浮かぶ。
「初回の10月は失敗も多かったけど、10月にできていたことが今できていないかもしれない。これはつまり・・・」
「よし、次のステップにいこう!いままでのやり方、考え方はすべて忘れてOK。結果今までのやり方が一番良いなら、それをより良いものにすれば良いし、違うやり方の方が良いなら、そっちに舵切りするのもよし。行先は君たち次第。」
「( ゚д゚)ハッ!自分たち次第・・!」
そんなこんなで急発進したプロジェクト。
「新しいことにゼロから取り組むのは、久しぶり!新しいこと好きの私としては、不安3割、ワクワク7割…!」(笑)(もちろん生み出すまでの工程は辛い時間でもあるのですが…)
「この先にはどんなゴールがあるかな?どんな風に変わっていくのか?私たちにも分からない」
「でも、たしかなことは、今よりもっと面白いこと、わくわくすることを生み出せるようにパワーアップしていくということ」
「受講生にとって、先生たちにとって、鎌倉の事業者さんにとって、みんながHAPPYになれることを実現したい」
「その心を忘れずに、今は沢山考えて、沢山悩んで、前に進みましょう!前進するのみ」
こうして、これからの方向性を見つける、再出発の旅に向けて走り出した職員室。
とは言え、ゴールは見えない。
「自分たちのことを信じていこう!」
「そうそう、楽しむ心を持って。ゴールがわからないのもいいじゃん!」
さて、この日から私たちスタッフには毎日宿題が。
最初の宿題は、「かま学の現状を把握せよ」。
通勤中、家事の合間に、ぼんやり歩いている時にetc 考えて考えて考え抜く私たち。(知恵熱出そうです…笑)
この宿題に対して、私たちはどんな答えを見つけたらいいのでしょうか?
第2話につづく・・・