【連載】付箋16.浄光明寺で出会った品
浄光明寺の重要文化財でもある阿弥陀三尊は、現在は阿弥陀堂横の近代的な防火等の収蔵庫機能を持った堂に安置されている。
ここの木造阿弥陀如来と両脇侍坐像は鎌倉特有の土紋による装飾を施したもので、有名だけれどもこの中は写真撮影は禁止。
大変美しい姿は目に焼き付けなくてはならない。
そんな時に目に留まったのが、閲覧用に入口に置かれたこの堂内の観世音菩薩が載った本。
調べてみると、2014年に奈良国立博物館で開催された企画展『特別展 武家のみやこ“鎌倉の仏像 ” 迫真とエキゾチシズム』の図録のようだ。この本に私と同じく興味を示していた御仁と「どこかで入手出来たら いいですね。」と言って別れた。
帰宅してネット中古本屋を検索するもなかなかヒットしない。「鎌倉の仏像」は色々とあるのだけどどれも違う。ダメ元で「特別展 武家のみやこ ・・・・」で検索すると・・・
ピンポ~ン♪ 見つかりました。
兵庫県の本屋さんです。早速取り寄せ。状態もよく少し安めに入手できて大満足の買い物だった。
あの御仁は入手できただろうか。機会があったらみなさまも是非。 この図録は鎌倉市内の主要な仏像が美しい写真で纏められています。
Photo By きよ
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2017-05-02 | Posted in 鎌倉への付箋の裏側 | No Comments »
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