【NEW!】第16回 建長寺のルーツ

第16回

大船にある「常楽寺」をご存知ですか。
禅寺らしく質素で落ち着きのある静かなお寺です。
蘭渓道隆が住持の時代には禅の教えをこうためたくさんの僧侶たちが訪れていたとのこと。
その後、北条泰時に招かれ蘭渓道隆が開祖となった「建長寺」は、鎌倉の臨済宗の中心的存在に。

ですから、今でも「常楽は建長の根本なり」という言葉が残っているそうですよ。
往時に思いを馳せながら、スケールの大きな「建長寺」と静かな「常楽寺」をたどれば、もっと深く鎌倉を知ることができるかもしれませんね。

ちなみに、「大船」という地名は、「常楽寺」の山号「粟船山」(ぞくせんざん)の「粟船」(あわふね)がなまって「おおふな」になったという説もあります。

 

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2016-08-02 | Posted in かまくらミニ講座!No Comments » 
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